QuickReflectorについて

QuickReflector とは

QuickReflectorはJavaによるWebアプリケーション開発に圧倒的なフットワークの軽さをもたらすことを目標とするフレームワークです。

特徴は以下のとおりです。

  • ページテンプレートはXML(ほぼXHTML準拠)形式です。
  • ページテンプレートからコードを分離しているためデザインとコードの分業が容易です。
  • 出力時の余分な空白やコメントの除去およびキャラクタセットの設定が容易です。
  • コードの記述に複数のスクリプト言語を使用できるため、状況に応じて柔軟に選択できます。
  • ページのレンダリングの途中で起きるイベントに対しコードを割り当てて動作を調整できます。
  • ページ、コード、設定のいずれに対する変更も動的に反映されるため、サーバの再起動が必要になる状況を削減できます。

QuickReflectorを使用したページとコードの例

<!-- SamplePage.html -->
<html>
<body>
    <span ext:language="java" ext:target="SampleCode.java" />
    <table>
        <tr ext:loop="data,i"><td>${i}</td></tr>
    </table>
</body>
</html>
    
// SampleCode.java
import java.util.ArrayList;
import java.util.Map;

import quickreflector.silvergear.scriptdriver.java.JavaFunctionMarker;

public class SampleCode implements JavaFunctionMarker {
    public void invoke( Map context, Map meta ) throws Exception {
        ArrayList source = new ArrayList();
        for ( int i = 0; i < 5; i++ ) {
            source.add( new Integer( i ) );
        }
        context.put( "data", source );
    }
}