QuickReflectorはSilverGear単体での利用もできますが、ここではTomcat上で動作させることを目的として解説します。
QuickReflectorを利用するには、以下の3点に基づいて作業してください。
なお、上記の設定をすべて準備済みのデモパッケージがあります。これを試す場合はTomcatが正常に起動するように準備し、warファイルをアプリケーションディレクトリに配備してTomcatを起動します。その後でサーバの/quickreflector-demo/index.jsxにアクセスしてください。
quickreflector-1.1.zipをダウンロードして解凍し、以下のファイルをクラスパスの通った場所にコピーしてください。
名称 | ファイル名 | 概要 |
---|---|---|
SilverGear | quickreflector-silvergear-<バージョン>.jar | ページ生成処理ライブラリ |
WebCore | quickreflector-webcore-<バージョン>.jar | サーブレットアダプタ |
ScriptDriver | quickreflector-<言語ID>-<バージョン>.jar | スクリプト言語ドライバ |
デモパッケージ | quickreflector-demo.war | 動作確認のためのデモパッケージ |
Tomcatを単体で動かす場合はコンパイラが正常に稼動するように、以下にご注意ください。
Eclipse上でWTPやTomcat Plugin等を使う場合にはサーバ設定を以下のように変えてください。
「リファレンス」の「環境設定/環境設定ファイル」に記載しています。
環境設定ファイルの中の sourcepath の設定をどこにすればよいかというと、これは状況によって違ってきます。リクエストされても見えない場所ということで実際には WEB-INF の下にフォルダを作ってそこを指すようにするというのがよさそうですが、Eclipse上でこのようにするとファイルの更新のたびにオートデプロイされることがあって好ましくありません。
Eclipse上で使う場合は、サーバー設定のプロジェクトとページ開発プロジェクトを別にし、後者のローカルパスを指すようにすると具合が良いようです。